第3回 HTBスポーツ部スポーツ歴調査開始!!
2010.03.29更新
オジさん、超ノッポ、お坊ちゃまという新メンバー3名。
そのスポーツ経験はいかに!?
近日公開予定!ご期待あれ!!
(仮)扉を開けたその先にスポーツがあるという事③
2010.03.26更新
(長い、長いと読者の方々からご批判を頂戴しているお話の続きです)
あの選手の話の前に、もう一人、今回の長い話で忘れてはならない選手のお話を。
本日3月26日(金)、バンクーバー五輪クロスカントリー女子30kmで5位入賞の快挙を成し遂げた石田正子選手に、HTBの情報番組に生出演していただきました。ふつう生出演となると、夕方3時45分から放送している「イチオシ!」になるのですが、石田選手はイチオシ!のみならず、早朝5時30分から放送している「おは天」のスタジオにも来ていただきました。早朝と夕方のダブルヘッダーという無茶なお願いにも快く応じていただき、出演者・スタッフ一同感謝、感動!おまけにダブルヘッダーの疲れを全く感じさせない姿で、朝と夕方、それぞれの番組で異なる魅力をお伝えできたと思っています。
さて五輪前の1月の事です。イチスポの特集で石田選手の企画を放送したのですが、石田選手を取材していたディレクターの話で忘れられない逸話が、石田選手とクロスカントリーの出会いについてでした。
石田選手がクロスカントリーを始めたのは上美幌小学校1年生の時。放課後に有無を言わさず校庭で「全校児童参加」、実はあまりノリ気ではなかったそうです。それでも石田さんたちは毎年冬になり雪が積もると、来る日も来る日もスキーに乗り続けていました。それは、小学生にしてクロスカントリーの醍醐味に魅せられたから・・・ではなく、保護者の方や地域の人たちが作ってくれる練習後の甘酒が楽しみだったからでした。
デスク「えぇ話やな~!情景が目に浮かぶヮ!!」
ディレクター「寒いし、しんどいし・・・小学生にとっては本当に辛かったらしいんですよ!」
デスク「・・・で、その素晴らしいエピソードはVTRのどこで出てくるのかなぁ~??」
ディレクター「え!?入れてません!」
デスク強権発動!!絶対入れろーーーー!!!
ひょっとすると北海道の人にとっては、ごくありふれた日常なのでしょうか?デスク判断を誤ってしまったのでしょうか?大人になって北海道に来たデスクは、実はよく判っていません。全国の小学校で、冬の校庭でクロスカントリーが出来る学校がどれくらいあるのかも知りません。北海道内の学校で、校庭に雪が積もってもクロスカントリーをやらない所もきっと多いことでしょう。もちろん、甘酒を楽しみに頑張れば、誰でもオリンピックに出場できるわけではない事くらいは判ります。むしろ最近では、オリンピックを目指すような選手たちは、遅かれ早かれいずれは設備の整った近代的な施設でトレーニングを重ねなければ、世界の舞台で渡り合えない時代だと言えます。
それでも、もし本当に暮らしの中にスポーツが存在するのなら・・・・石田選手が小学校時代に出会ったクロスカントリーはまさにそれだと思うのです。
ある日、窓の外が一面の雪景色となり、凍りつく湖があり、そしてそこで暮らす人たちがいます。
うだるような暑さの南国の子供達が目の前に広がる真っ青な海に飛び込むのと同じく、甘酒を楽しみにしながら北海道の子供達が雪の中でめいっぱい身体を動かしている風景に、スポーツの一つの原点があるように思えてなりません。
残念ながら、石田選手がクロスカントリーに出会った上美幌小学校は3年前に廃校となりました。オリンピックを目指さなくても、小学校の間だけでも、甘酒だけが楽しみでもいい、クロスカントリーをしている子供達が北海道にいて欲しいという願いから、発動された「デスク強権」でした。
長い話も、次回が最終回。次はいよいよ「あの選手」こと、五輪を前に颯爽と現れた「スーパー中学生」へと話が及びます。ここにも又、「甘酒」に匹敵するデスクお気に入りのエピソードが・・・!!
果たして話はまとまるのか!?とても心配です。
(シリーズ最終話へつづく!)
THEデスク業務
2010.03.12更新
一度は書こう書こうと思っていて、なかなか書く事の出来なかった「デスクの仕事」をきょうはご紹介!
ニュースを担当する報道部同様、スポーツニュースを担当する部署にも「デスク」と呼ばれる人がいます。HTBスポーツ部に限らず、ニュースを扱うどんなメディアでも、仮に「デスク」という肩書きの人がいなくても、デスク的業務を行っている人は必ずいます。
では「デスク業務」とは何なのか?
スポーツ中継で実況をしたり、ニュースを伝えるアナウンサー。そしてそのアナウンサーの読むニュース原稿を書く記者や、スポーツ番組を作るディレクターという職種については視聴者の皆さんも、「何となく…」ではあれご想像いただけると思うのですが、こと「デスク」となると今ひとつイメージが沸かないのではないでしょうか。
そもそも「デスクノート」というこのブログは、そんな「今ひとつよくわからない業務(?)」をしている立場にあるおっさん達のやるせない思いのはけ口になればという事から生まれたのです。ではデスクの仕事についてご説明しましょう。
次々に更新される新しいニュース情報を一瞬で読み解き、本日の放送ラインナップを組み立てていく。同時にカメラクルーの配備を考え、社内関係各所に連絡。もちろん全国ニュースへの売り込みにもぬかりはない。オンエアまであと5分、もう一つ新しい情報を加えたい。フロアを見回し目に付いた若手ディレクターに指示を与える。間に合うか?
「デスク!球場取材班から電話です!!」
デスクである自分に課せられたのは刻々と移り行く状況の中で瞬時に正しい判断を下し放送に結びつける筋道を見つけスタッフに遂行させること。失敗は許されない。胃がキリキリと音を立てているその時、ドーパミンがあふれ出ている事を感じながら手元の原稿に赤ペンを走らせ、すかさずアナウンサーに渡す・・・
そんな姿を想像している方、正解です!!
ただしそれはHTBスポーツデスク以外のメディアに身を置くデスクであれば・・・
「で、スポーツデスクってどんなことやってんの?」
妻からの質問にすかさず私は答えた。
「コピーや!」
「はぁ~あ?コピー!?」
次々にコピー機に自動送りされていく原稿をボ~っと眺め、コピー機に異常はないか気にしてみる。同時に晩御飯出前の注文先を考え、各店舗のラインナップを脳内で反芻。もちろん新メニューへのアンテナも同時に張り巡らせる。
放送終了まであと15分、早く晩御飯にありつきたい。フロアを見回し目に付いた若手ディレクターに指示を与える。間違わずに注文してくれよ。
「デスク!本日定休日です!!」
デスクである自分に課せられたのは夜中でも出前に応じてくれるお店を選び出し、胃袋と舌を満足させるメニューを見つけ出すこと。失敗は許されない。胃がキリキリと音を立てているその時、自販機の飲料で新商品があったことを思い出しながらコピー機の紙を補充し、すかさずコピー配りに着手する・・・
これがHTBスポーツデスクの現実(すこし創作混じり)なのだ!!
HTBスポーツデスクの最重要業務の一つはコピーとり。
何も意外なことではない。朝一番でスポーツ部長がコーヒーをポットに落としている姿が珍しくないように、本番直前にデスクがあせりまくってコピー機を前に奮闘している姿もまた、ごくごくありふれた日常の風景なのだ。
さらにFAXの給紙、紙詰まりの除去、新聞の整理などもデスクの得意技。
現場を駆けずり回る「最前線」に身をおくスタッフ達を、立場的には束ねなければならないのだが、実情はTHEコピー要員に他ならない。
もちろんコピーの合間をぬって、取材予定を組んでみたり、きょうの放送内容について打合せをしたり、何となーく色々な人と電話で喋ったりしているうちに放送時間がやって来ては通り過ぎてゆく。
毎日それを繰り返しながら、時々「朝までイチオシファイターズ」を編集したりもする。スポーツ中継では実況アナウンサーの横でカウントダウンの指を折ったりもする。それでも業務の大半は電話、打合せなどの「おしゃべり」とコピーである事に変わりはないのだ・・・・
念のためお断りさせていただきますが、言うまでもなくこれは「今のHTBスポーツデスク」の仕事の説明であり、他局、新聞社、そしてHTB報道部等の各メディアでデスクと呼ばれている方々の仕事とは必ずしもイコールではありません。
少しはご理解いただけたでしょうか?
そんなデスクたち(HTBスポーツは3人)が、ニュースへの責任感をひしひしと感じながら来る日も来る日も延々と終わる事のないコピー作業を敢行する。それがHTBスポーツデスクなのです!
たかがクレジット、されど・・・!
2009.11.19更新
きょうはブログっぽく、決して放送には出ないテレビ局の裏側らしいお話です。
ご存知の方も多いと思いますが民放テレビには「系列」というくくりで仕事をする事が珍しくありません。この系列という枠組みは、番組を作ったり放送したりする上で、全国各地のテレビ局が結んでいるネットワークのことですが、平たく言うと仲間みたいなものです。HTBは全国的に言うとテレビ朝日系列のテレビ局として北海道エリアをカバーしている事になります。
さて、スポーツ部でも日々系列の各局と、お互いお願いしたりされたりというのは珍しくありません。先日もファイターズが新たに契約を結んだ外国人選手がかつて阪神タイガースに在籍していた事があるということで、関西エリアの系列局である朝日放送(ABC)さんに、阪神時代の映像を送っていただきました。
テレビ局同士で「映像を送る」という行為ですが、テープそのものを郵送していては、当然その日の放送には間に合わないワケで、映像・音声を信号化して「伝送(でんそう)」する事になります。伝送には特殊な電話回線みたいなものを使ったり、通信衛星を使ったり様々な手段が用いられますが、お互い間違いが無い様に映像をやりとりするために「クレジット」と呼ばれる見出しをつけてやりとりしています。この場合は「ABC→HTB ファイターズ新外国人」みたいなタイトルが最初に写されて、続いて映像が流れる、という具合です。
この時は、阪神時代に名だたる強打者たちをバッタバッタとうちとっていく頼もしい外国人投手の映像がたっぷりと伝送されてきました。「これは来シーズンも強いぞ、ファイターズ!」と思える心強い映像にスタッフ一同も関心を示していると「伝送終了」をつたえるクレジットが映し出されました。
映像の伝送・収録が問題なく行われたか、この終了クレジットが出るとすぐに確認作業に入るわけですが、この日のクレジットにはタテ書きで「収録どうでしょう」と荒々しい筆文字が・・・何か見慣れているような朱文字はまぎれもなく「水曜どうでしょう」のタイトル字・・・に微妙に似ている!!
伝送対応のお礼の電話をすると、ABCスポーツデスクが一言
「いや~、HTBさんに送るということで、ハリキッてなんや、特別なクレジット作っとったみたいですな~」
電話相手のスポーツデスクの方は我々も周知の方ですが、「収録どうでしょう」のクレジットを作った伝送を担当されている方は、おそらく面識の無い方です。ごく普通にゴシック文字で書かれた既存の「素材収録の確認お願します」というクレジットだけで仕事としては充分なはずなのに、なぜわざわざ手間ヒマをかけて・・・それでも、このクレジットが映し出されたとき、HTBスポーツ部は『おお~っ!』とどよめきが起き、その後フロアに活気が出た事は間違いありません(一晩でしぼみましたが)。
ああ、系列局ってやっぱり仲間なんだなーと思うと共に、伝送回線にのって届いた、名前も顔も知らない人の遊び心あふれるサービス精神に、久々に「テレビ局で働いているな~」と実感、ささくれ立った心がちょっと癒されたデスクなのでした。
全力で駆け抜けて・・・秋
2009.11.11更新
久々の更新となってしまいました。
ファイターズのリーグ優勝、クライマックスシリーズ、そして日本シリーズとハレの舞台をよそにデスクノートの更新が全くなされなかったこの間、それは・・・・
「光陰矢の如し」という便利な言葉で一気に駆け抜けてしまいましょう。本当は、こういう時こそ「裏話ネタ満載のデスクノート」として存在を示すべきなのでしょうが、「そんな余裕はないっ!!」というのが最もリアルなんだと思ってください。そのうちぼちぼちと小出しに出来るかもしれません。
さすがに我々も、この秋が忙しくなる事は充分予想していました。それなりの心構えもしていました。それでも僅か1ミクロンの余裕すらなかった大きな要因が「新型インフルエンザ」です。世の中的に「インフル」で通じるようなので以下「インフル」として、この秋、HTBスポーツ部デスク陣がインフルと向き合った壮絶な日々を振り返ってみます。
はじまりはファイターズがインフル禍に見舞われてから遅れること約1ヶ月、HTBが初のデーゲーム3日連続でファイターズ中継をした9月の大型連休でした。実はこの時、HTBでは「同居家族にインフル罹患者が出た場合には出勤停止」という措置を始めていました。もちろんこれは企業としてインフルの蔓延を最小限に食い留めるための措置です。そして一人のデスクが戦線から離脱しました。正確にはこのデスクは、他のスタッフといっさい接触しない形で「試合中継の間、たった一人でぽつんと電話番」を見事務め上げたわけですが(電話番はコピー取りと並んで、HTBスポーツデスクの最重要任務)、中継スタッフを一人欠く緊急事態で3日連続中継を強いられた我々は「一人でもいないと、この先たいへんな事になる!」という貴重な教訓を得ます。
ここで、予備知識を一つ。
何を隠そう、HTBスポーツ部のデスクと呼ばれる人員は3名のおっさんたちです。さらに状況を見て、いよいよとなれば部長もデスク業務に入るので要員は4名という事になります(ところで、デスクの仕事って何なんだという事についてですが、これもおいおいご紹介できるかも知れません)。
では本文に戻ります。
ほどなく、その教訓の「よもやの再履修」が待っていました。リーグ優勝が決まった直後に部長、デスクの家族が相次いでインフルを発症、クライマックスシーズンを前に雑多な準備も山盛りの中、デスク機能は限りなく停止に近づきます。追い討ちをかけるようにデスク本人もついに・・・HTBスポーツ部内で初の新型インフル患者を確認したのがクライマックスシリーズ第二ステージの時でした。家族ですら出勤停止措置ですから、況や本人においてをや、です。一週間の出勤停止。それでも何とか凌いで辿り付いた日本シリーズ。白星、黒星が入れ替わる熱戦はついに札幌ドームに戻ってきての最終決戦!!・・・を前に、唯一インフルには無縁だった残るデスク1人の家族もあえなくダウンしたのであります。
光陰矢の如し。少年老い易く、学成り難し…??
いま思うとあっという間の出来事だったとしみじみ思います・・・と結びたいところでしたが、本日、現場スタッフ内でも新型インフルが発生!今やスポーツ部のホワイトボード(行動予定や連絡先などを書くボードです)はトンデモない状態となっています。名前の横に「最新体温」が記され、行動予定欄には「インフル」「発熱」「発熱するかも…」という文言のオンパレード、ふとホワイトボードを見てみると「根性なし、午後出」という意味不明の便乗犯も出現…
とにかく、うがい手洗いを念入りに!と心に誓うデスクでした。
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